「クラッフェン・フォーゲル」の続きです。
今回は機体のディテール演出。
曲面で構成されたデザインは鋳造製のボディーを連想させます。
そこで鋳造装甲を多用しているソヴィエト戦車モデルキットの制作で多用されるパテを専用の溶剤で溶かして使用する「溶きパテによる鋳造表現」を行なってみました。

まず用意するのは新鮮な、じゃないな。
○「タミヤパテ・ベーシックタイプ」 揮発性有機溶剤を使用する日本における模型通称・ラッカー系パテ→プラパテ。
○「専用溶剤(ラッカー系)」 有機溶剤の薄め液。
パテをチューブから2センチほど小皿に出して専用の溶剤で筆で塗れる程度に溶かします。

探査ユニット(機体頭頂部)に・・・、
1、筆に付けたパテを全体に満遍なく「塗ります」。
2、約20分後、一度目の塗布が表面が乾いたら再度塗り付けて厚みを出します。
3、その上から三度のパテを塗りますが、今度は塗装面に対して筆先を直角にして筆先で塗装面をツンツン突付くようにして凹凸(おうとつ)を付けます。
このとき、筆先に息を吹きかけて表面乾燥を促す事で表面の「ツンツン」ディテール(ツンデレじゃないよ)に凹凸の強弱(リズム)をつけることも出来ます。
パテの盛る量は塗布中は多(厚)めに感じるかもしれませんが、溶剤を吸い込んだパテが膨張しているだけで、完全乾燥(10時間ほど)すれば、だいたい半分以下の厚になりますから「溶きパテ」を塗布して表面ディテールを作っている最中はキットのモールド(彫刻)が消えてしまっても気にせずにガンガン行っちゃっても構いません。

情報集積ユニット(機体下部)に溶きパテによる鋳造表現を完了した状態。
「溶きパテ」を使って作業してから一晩置いて乾燥させました。
なんかタマゴの表面のようなディテール(笑)。
この上から#1000のペーパーを軽く掛けると表面処理された鋳造品っぽく仕上る事も出来ます。
追記:パテの上からラッカー系塗料を筆を使って塗装する場合、乾いたパテが塗料内の溶剤成分を吸収して膨張し、溶け出して筆運びが「重く」なったり、ツンツンディテール表面が溶け出してしまう恐れがあるので、事前にサーフェイサーを吹き付けておく事をオススメします。
(サーフェイサーは塗装の「下地剤」なので同じ溶剤成分であっても完全乾燥後であれば「パテ面」を溶かしにくくなります。)

あぁ、写真ボケボケ。ディテール見えない。すいません(泣)。
posted by マエストロ越智 at 21:19|
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